対象者および用途
・各地方自治体や教育委員会・学校での活用
(平成18年度補正予算「視覚障害者等情報支援緊急基盤整備事業」の対象となります。)
2007年度は障害福祉計画と特別支援教育の実施が始まり、いろいろな案内や資料・補助教材作りに点字や点図(触知図)を準備できます。役所や学校、図書館、公立病院などの公的機関の窓口に点字プリンターなどを設置して、視覚障害者に窓口での情報提供を保障することができます。
・障害者小規模作業所などでの活用
小ロットの点字名刺、点字封筒を作成でき、自治体などからの受注拡大も見込めます。
・障害のある方の家庭内での活用
児童の家庭学習や、中途失明などでこれから点字を学ぶためにも使い道は広がります。
・リハビリセンターや公共施設などでの活用
ボランティア・NPOなど支援団体に貸し出し、自由に使える専用機・セカンド機として。
推薦の声
医療・保健・福祉、学校教育、盲関係団体の専門家からご推薦をいただいております。
日本福祉大学 学園顧問 野村忠生
2004年の秋に、「点字プリンタ」の改良開発に協力してくれる企業はないか、という赤崎さんと出会ってから3年目になります。福祉機器の研究開発は、市場規模が小規模で協力企業を探すのも大きな課題です。今回、従来機種の機能に加え「点図印刷」や、名刺からA4まで厚さ設定や、打刻速度・深さ・点の縦横間隔の設定、欧米基準などへの対応を可能とした新機種が製品化されました。カトレア・サービスの飽くなき熱意と、それに協力した企業(朝明精工・三重)の開発努力の成果です。
高知女子大学 社会福祉学部 助教授 吉野由美子
平成19年度は、特別支援教育体制元年。点字使用の視覚障害児も普通小・中・高校で学ぶ機会も増えて来ます。又大学や大学院に進む点字使用の学生もいます。一つの学校に一人しかいない点字使用者の教材づくりのために、性能は良いが価格の高い点字プリンターを購入することはできません。そのような時、低価格で、小まわりがきき、コンピューターの操作ができれば、点字の知識がほとんどなくても扱える、この点字プリンターは、点字教材づくりに大変適しています。
又、最近では、福祉行政関係の会議メンバーに点字使用者が参加することも多く、そのような時の資料づくりに、ちょっとした行政情報の印刷に、福祉や教育関係者の名刺づくりに威力を発揮します。
名古屋盲人情報文化センター 所長 浦口明洋
これからは一人ひとりのニーズに合わせたサービスが重要となります。中途失明者の場合、通常の点字の大きさでは読みにくいという人たちがいます。このような人たちのサービスのために当センターでは大きな点字を書ける点字器「だいてん丸」を開発して普及に努めています。このたびカトレア・サービスさんが開発した「アーチBP−S」は触図のみならず「だいてん丸」とほぼ同じ大きさの点字やさらに大きな点字も印字できるので、個人のニーズに合わせた大きな点字の利用に貢献する点字プリンターとして期待しています。
ユーザーの声
2006年9月17・18日に開催された「日本ロービジョン学会学術総会 視覚障害者リハビリテーション研究発表大会」や同年11月21日「みえ福祉用具フォーラム」、同年11月21〜23日「あいち健康長寿産業とデザイン展」などで試作機の展示実演。視覚障害者福祉協会職員、点字図書館職員、盲学校教員、生活支援職員、作業指導員、大学等福祉研究職などから以下のコメントを得ました。
「単票用紙の点字プリンターは便利」
「操作しやすく思ったより速い」
「価格が安いのに名刺や点図など機能が多い」
「色々なサイズの用紙やタックペーパーに打ち出せるのは良い」
「セカンドマシンとして使用したい」
「大点字が良い」
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