シンガーソングライター兼マルチアーティストのVaundy(バウンディ)さん。
いつ大学を卒業したの?卒業制作は何を作ったの?と注目されています。
この記事では、
●Vaundyは2023年3月に日本大学芸術学部を卒業
●Vaundyが卒業制作で作ったのは『replica chair』
●Vaundyの卒業制作のコンセプトは“持っていて楽しいもの”
●Vaundyが『replica』に込めた想いは?
についてまとめてみました。
卒業制作がイケてる理由がとても奥深いので、ぜひ最後まで楽しんで読んでみてくださいね!
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Vaundy(バウンディ)の大学卒業は2023年3月
シンガーソングライター兼マルチアーティストのVaundy(バウンディ)さん。
いつ大学を卒業して、どんな大学生活を送ったのか、早速見ていきましょう!
Vaundyは日本大学芸術学部デザイン学科卒
Vaundyさんの最終学歴については次のことがわかっています。
<Vaundyの学歴>
日本大学芸術学部デザイン学科
2019年4月入学~2023年3月卒業
ちなみに、YOASOBIの幾田りらさんも同時期に同じ大学同じ学部をご卒業されています。
日本大学藝術学部を卒業しました!
入学した頃は想像もしていなかった今。
けれど音楽と共に学びにも全力を注げた4年間は、この先の人生の糧になったと思います。しんどくて歩みを止めてしまいそうな時もあったけれど、家族や友達、先生方やチームのスタッフさんの支えがあり、無事に卒業まで辿り着くことができたと心から思っています。大感謝です。🌸
学生生活は終わるけれど学びは止めずに、貪欲に色んなものを吸収し精進していきます🌱
2023年3月26日幾田りら公式Instagram
Vaundyさんと同級生ということですね!
どんな大学生活だった?
続いて、Vaundyさんはどんな学生生活を送ったのでしょうか。
2019年からシンガーソングライターとしての活動を始められていたので、普通の大学生とは違う日常だったかもしれません。
大学に入ってから卒業するまでの学生生活で、最初のキャリアを同時に作っていた感じがしました。
気づいたら1年が終わっている、みたいなことが多いです。ほぼ思い出せないんですけどめっちゃ早く、昨日のことのような。
2023年11月29日J-WAVE NEWS
学生生活と同時に、仕事もバリバリこなされていて、相当忙しかったことがわかりますね
大学在学中にはこんなポストも!
大学あるあるを経験されていて、親近感わきますね
学んだデザインをすぐに実用化しているところがすごいですね!
デザイン力を磨き続けた4年間
音楽で鮮烈なデビューを飾ったVaundyさんですが、大学で専門的に学んだのはデザインです。
デザインへの情熱あふれるポストもたくさんされているので、その一部を年ごとに見てみましょう。
とにかくデザインの勉強と仕事で毎日びっしり詰まっていたことがわかりますね
Vaundyの日本大学芸術学部の卒業制作がイケてる理由
Vaundyさんは2023年3月に大学を卒業されていますが、その卒業制作が話題になっています。
卒業制作は大学3~4年の1年以上をかけて制作されていますが、どのような作品を作ったのでしょうか。
卒業制作で作ったのは『replica chair』
Vaundyさんが卒業制作で作ったのは、『replica chair』と呼ばれるもの。
僕が実はこれ、卒業制作をテーマにやっているんです。自分で「ポップスとはなにか」みたいな4年間を振り返って作って。
2023年11月29日J-WAVE NEWS
ポップスとはなにか、なんて大きなテーマですね
『replica chair』を拡大したものがこちら!
卵が割れたような形の椅子ですね!
ふわふわ丸っこい感じで心地よさそう~
実際に制作された『replica chair』は、VaundyさんのLIVE会場の一角に設けられた特設コーナーに展示されていたようで、ファンの方がカメラに収められています。
Vaundyさんなりのポップスを形にしたものということですが、とてもビビッドな世界観であると言えそうですね。
卒業制作のコンセプトは“持っていて楽しいもの”
Vaundyさんが卒業制作のコンセプトとしたのは、『持っていて楽しいもの』。
インタビューの中でも、「わくわくして作るのが“ものづくり”だと思っている」と答えていらっしゃいます。
やっぱり手に取ったときにうれしいというものを作るのが、いまのCDだと思っていて。
正直、自分でCDを入れて聴くという機会がすごく少なくなったんです。「サブスクでいいじゃんという」のがあるなかで、改めてCDを出すとなったら開けなくていいパッケージでいいんじゃないか、というのが僕のなかで大方(方向性が)ついていて。
あれは開けなくていい、置いておいてもいいし、聴きたければなかを開ければ面白いものが詰まっているかもね、というコンセプトではあります。
2023年11月29日J-WAVE NEWS
お気に入りのモノって手にするだけで嬉しいものですね
これは、Vaundyさん自身が求めてきた“ポップス=デザイン”に対する一つの答えと言えそうですね。
replicaのMVもとてもカラフルでポップな印象を受けます。
模倣の先にあるのがオリジナリティ
一般的に、レプリカというのは「模倣」の意味。
卒業制作を始める大学3年の時に、『replica』というコンセプトはすでに生まれていたとか。
卒業制作を振り返った時のインタビューでは、そのコンセプトについて次のように詳しく発言されていいます。
僕は音楽を作る上でカメレオンのような擬態能力がすごく必要だと思っていて。
ポップスであることが、僕が音楽を作ることの意味だと思ってきたので。で、ポップスって何だろう?と考えたときに、それはデザインなんじゃないかと。
デザインって起源がデッサンなんで、模倣から来てるんですよね。写実的なところから来てるんですよ。
そう考えたところから、あらゆるものがレプリカの組み合わせで出来てるんだっていうのが、僕の大学卒業のテーマだったんです。自分自身だって人間のレプリカであるし、その遺伝子がいろいろ混ざって出来上がった、1つのレプリカになっている。いろんなレプリカが重なり合った先にオリジナルに見えるものがあるという結論に、昨年、卒業制作を作ってるときにたどり着いたんです。
2024年1月12日日経クロストレンド
真似をすることには否定的な価値観もあるけど…
物質も人間も、みんなレプリカ!っていう捉え方が斬新ですね
レプリカだから、面白いんだと思います。
そもそも、人間として、生物として、生きることの根底にあるものはまねすることなんですよ。生活の中でも、みんな自然にまねをしているはずなんですよね。
たとえば、優秀な上司のまねをして、その人よりもすごい人になっていくというのもあるはずで。そういうことを理解した上で生活するのと、何も考えずに自分がオリジナルだと思ってるのとでは全然生活の質が違う。
2024年1月12日日経クロストレンド
だから、僕は似てると思うことは全然いいことだと思っています。
一般的には「レプリカ」という言葉にあまりポジティブなイメージはありません。
でも、それを“面白い”と表現するVaundyさん。
みんなレプリカだけど、それを否定的に、悲観して捉えるのではなく、その模倣を超えた先に独自性があると考えることができますね。
確かに、いくら真似ようとしても完全には真似ることができないのも事実。
その小さな違いが重なり続けることで、そのモノ、その人だけの個性であったり、特徴であったりするわけですね。
まとめ
今回の記事をまとめます。
●Vaundyは2023年3月に日本大学芸術学部を卒業
●Vaundyが卒業制作で作ったのは『replica chair』
●Vaundyの卒業制作のコンセプトは“持っていて楽しいもの”
●Vaundyが『replica』に込めたのは、模倣の先にオリジナリティが生まれるということ
10代のときから音楽だけでなく、デザイン、映像と、マルチな才能をフル回転させて活動しているVaundyさん。
5年後、10年後の未来がまったく予想できないほどのスピードで成長されています。
今後の活動にも注視していきましょう!