彗星の如く音楽界に現れたシンガーソングライター兼マルチアーティストのVaundy(バウンディ)さん。
名前がアルファベットだけに、
Vaundyって日本人?ハーフ?
と本名について気になる人が多いようです。
この記事では、
●Vaundy(バウンディ)さんの本名
●奇抜なネーミングの由来
●奇抜な発想から生まれる楽曲の違和感
についてまとめてみました。
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Vaundy(バウンディ)の本名は湯浅篤ではない!
彗星の如く音楽界に現れたシンガーソングライター兼マルチアーティストのVaundy(バウンディ)さん。
19歳の時に初めてYouTubeに投稿した『pain』をきっかけに瞬く間に認知度が高まりました。
名前がVaundyとアルファベットだけに日本人?ハーフ?と気になる人も多いようですね。
一部メディアではVaundyさんの本名が『湯浅篤さん』だとする記事があるため、混乱を招いているようです。
ここでは、湯浅篤さんとは誰か、Vaundyさんの本名と名前の由来についてまとめてみました。
湯浅篤とは誰?
Vaundyさんの本名では?と噂されている『湯浅篤さん』とは一体誰なのでしょうか。
Wikipediaなどによると、次のことがわかりました。
<湯浅篤のプロフィール>
●1975年11月26日生まれ
●東京都出身
●作曲家・編曲家・音楽プロデューサー
●日本大学第一高等学校、日本大学芸術学部音楽学科卒
2024年で49歳を迎えますね
お顔はこちら!
湯浅篤さんの公式サイトによると、
日本大学芸術学部音楽学科(情報音楽)卒
アレンジャーとして活動を始めて20年が経ちました。
また未熟ながらも大学の非常勤講師(日本大学芸術学部音楽学科・情報音楽コース)として指導をし始め早10年になります。
湯浅篤さんが手がけてきたのは、いきものがかり、乃木坂46、平松愛理、嵐、倖田來未、YUKI、ClariSなどなど。
名だたる多くのアーティストの作編曲をされてきたんですね。
Vaundy(バウンディ)はデザイン学科卒
湯浅篤さんのお顔とプロフィールがはっきりすると、Vaundyさんとは別人ということがわかりますね。
つぎに、Vaundyさんのプロフィールを見てみましょう。
<Vaundyのプロフィール>
●2000年6月6日生まれ
●東京都出身
●郁文館中学校・郁文館高校(推定)卒
●日本大学芸術学部デザイン学科卒
(2023年3月卒業)
本人のポストにもあるように、Vaundyさんは日本大学芸術学部デザイン学科の出身なんですね。
Vaundy(バウンディ)の本名は非公開
Vaundyさんの本名について調べたところ、
Vaundyの本名は非公表
ということがわかりました。
情報管理がしっかりされていますね
Vaundy(バウンディ)の名前の由来
では、Vaundyという珍しい名前はどこからきているのでしょうか。
ここで、Vaundyさんの中学校の時のニックネームが、“ボールが跳ねる”を意味する「バウンドボール(bound ball)」であったとか。
過去のインタビューでは次のように答えています。
クリス:名前の由来はなんなの?
2020年5月31日TOKYO HOT100
Vaundy:中学校の時のあだ名なんですけど、健康診断の時に人とぶつかって、壁とかに跳ね返ったんですけど、そこからバウンドボールって呼ばれるようになって、そこからバウンディになりました。
クリス:なんでVなの?
Vaundy:なんかBだと印象つかないなって思って。
ちょっとした出来事がきっかけでそう呼ばれるようになったんですね
単語そのまま使うのではなく、少しでも変化をつけたい気持ちにクリエイター気質が感じられますね。
Vaundy(バウンディ)の奇抜なネーミング・曲の違和感は仕掛けられていた!
Vaundyさん独特の思考は、自身のネーミングだけではなく、楽曲作りにも大きな特徴を与えています。
自分の名前もインパクトが強いものに決めているだけに、作品にも相当のこだわりが。
Vaundyさんのこだわりを見ていきましょう!
違和感のある曲を作りたい:ケース1
まず、Vaundyさんの独特なこだわりの1つめは、『違和感のある曲を作りたい』というもの。
ん?違和感ある曲って??
『東京フラッシュ』をリリースした時のインタビューでは、Vaundyさんは制作過程について次のように話しています。
それに加えて違和感というか、ひっかかりのある要素も入れるように意識しています。キックやタンバリンが鳴るタイミングをわざとズラしていたりとか。あと、『君の目が覚めたら』という歌詞の『き』の音もわざと少し外しました。常に平均台の上を歩いているような気持ちで聴いてもらいたいんですよね。不安定ゆえについ引きつけられてしまうような感覚のある楽曲が理想です。
2020年11月11日日経エンターテインメント/https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65656530Q0A031C2000000/
このコメントだけで変わり者っていうのがわかりますね!
実際に楽器が鳴るタイミングをずれているところがこちら!
伴奏の楽器がなるタイミングがずれてますね
曲中に所々「ん?」と考えさせられるリズムが散りばめられていて、ついつい独特なリズムに聴き入ってしまいますね。
違和感のある曲を作りたい:ケース2
続いて、『違和感のある曲を作りたい』とするケースの2つ目がこちら。
僕はあんまり理論で作りたくないタイプ。自分で何のコード弾いてるかわかんないことがあるくらい。いくらやってもわかんなくて僕。
2022年10月9日/https://www.youtube.com/watch?v=PZx1V2HSbJQ
今の曲は1拍めで落ちすぎている気がしている。頭に置きすぎるメロディーをやると、やり尽くされているからどうしても似てくる。ちょっと前のめりになった曲を作ったり、気持ちいいところに落とさない。
2022年10月9日/https://www.youtube.com/watch?v=PZx1V2HSbJQ
なんかひっかかる、おかしい…?と感じていたところは、意図的に仕掛けられていたんですね!
2024年2月に公開された『タイムパラドックス』の冒頭は特にズレ方が特徴的です。
その違和感を感じる理由は次のとおり。
3/8を使った変拍子と裏拍子で入るスネアによって完全に拍子が混乱し、違和感が生じる
スネアとは、小太鼓のリズムの一部のこと。
冒頭の赤でかこった部分に2/4拍子、3/8拍子、4/4拍子が混在していることがわかりますね。
このズレは、ドラえもんが22世紀からやってきたことの時空の歪みを表しているのでは、と捉えることができます。
カオスの中の美を見出したい
続いて、Vaundyさんの独特なこだわりの2つめは、『カオスの中の美を見出したい』というもの。
過去、次のようなポストをされています。
散らかっていて、かつ美しいものって難しいですね…
一般的には、『整った状態=きれい』と認識しますが、Vaundyさんの価値観ではそうではないんですね。
ある意味、カオスの中での美を作ることは、物事を単に片付けるよりも難しいかもしれません。
また、Vaundyさんは次のようなポストも。
過去のインタビューを見ても、Vaundyさんとしては、「自分は音楽家というよりもクリエイター」という認識の方が強いとしています。
なので、モノづくりと同じように、音楽も全体から細部までのデザインにこだわり、かつ、不安定な美しさを求めた結果が奇抜な楽曲に現れていると言えるのではないでしょうか。
未来には触れる&味を持つ音が生まれる?
Vaundyさんの独特なこだわりの3つめは、『未来には触れる&味を持つ音が生まれるかもしれない』と考えているというもの。
これはまた型破りな発想ですね
音をこんなふうに捉えたことがないですね
技術がどんどん発達していく世界では、これまでの常識がまったく通用しないことを考えると、Vaundyさんが言うように、手で触ることのできる音や、味を持った音が今後出てくるかもしれません。
未知の音に出会えると思うとワクワクしますね!
まとめ
今回の記事では、
●Vaundyさんの本名
●奇抜なネーミングの由来
●奇抜な発想から生まれる楽曲の違和感
について見てきました。
Vaundyさんのずば抜けた個性と才能がどのようにして生み出されているか、少しでもイメージできたのではないでしょうか。
Vaundyさんが類まれな才能を活かし、今後ますますご活躍されることを心から祈っています!